意匠登録出願

意匠登録出願

意匠(デザイン)

登録出願(出願書類一式作成)、拒絶理由通知対応(拒絶理由/応答方針検討、手続補正書及び/又は意見書作成)、拒絶査定対応(拒絶理由/応答方針検討、拒絶査定不服審判請求書及び、必要な場合には、手続補正書作成)、各種審判請求、審決取消等訴訟、年金(意匠登録料)管理

手続(外国)

外国意匠登録出願(通常ルート、パリルート)につきましては、提携している外国特許事務所に外国特許庁に対する手続きを依頼いたします。内容等の検討は弊事務所又は外国特許事務所が行ないます。

コラム

 意匠(英語ではdesign)というと、有名デザイナーが設計した車や高級家具などを思い浮かべるかもしれません。もちろんこれらの外形等は意匠です。しかし、現在、意匠権が与えられている意匠は、各種あります。例えば、うどん、チョコレート、靴、クリスマスツリー、地球儀、ノート用紙、カレンダー、自動車用ウィンドウワイパー、水晶発振器、電気スイッチ、乾電池、イヤホン、体温計、カメラレンズ、消火器、ナイフ、ペンチ、歯車、電柱、縁石ブロック、テント、門、塀、ふすま、壁紙、織物地、毛糸のような既存の物品の形状等の他に新種の物品の形状等であっても、視覚を通じて美感を起こし、所定の条件を満たせば、それについて意匠権を得ることができます。ここで、美感とは、芸術的であるという狭い意味におけるもののみではありません。機能美、装飾美等も美感を起こす美とされております。ある物品を製造・販売することになった場合、それについての特許権や有効な実用新案権を取得するのが難しそうであっても、それについての意匠権を取得して、登録日から20年間の保護を受けることができる可能性は十分あります。